2002年1月18日にで逮捕されたラッパー「
C・マーダー(C-Murder)」に対して、兄であり、ギャングスター・ラップの大物である
マスター・P(写真)が初めてコメントを発表した。
ゲットー生まれの「成り上がりスター」がおちいりがちな事件として、
マスター・Pは弟が犯した罪をほぼ認めたかっこうとなった。
札付きのチンピラとして地元のルイジアナ州で何度も暴力事件を起こしてきた
C・マーダーは、1月12日にクラブで発生した殺人事件の当事者として逮捕された。これにより彼は終身刑になるのではないかと言われているが、兄の
マスター・Pは、「悪い時期に悪い場所に生まれてしまった犠牲者」と弟をかばい、ゲットーに生まれた者がスターとなった時、昔からの仲間たちとかつてと同じようにつきあうことは出来ないことを(みんなが)理解してほしいと発言した。
C・マーダーは、クラブ内でのケンカが原因で16歳の少年を撃ち殺したとされているが、
マスター・Pの発言には、事件の背景には「成り上がりスター」に対するネタミや嫉妬が渦巻いていることを示唆した。
「(しかしどんなことがあれ)彼は俺のブラザー、死ぬほど愛している」(
マスター・P)