2001年の夏にヒットした
アフロマンのマリワナ・ソング「だってHIGHなんだもん」(ユニバーサル)が、アメリカの裁判所で「教材」とされることになった。
マリワナの不法所持で逮捕された17歳の少年に対し、マサチューセッツ地裁の女性裁判官が下した判決は、「だってHIGHなんだもん」の歌詞をよく聞き、レポートとして提出すること。
判決は2001年12月19日に下されたが、ナンシー・デューセック・ゴメス裁判官は、「この愚かしいラップ・ソング」に耳を傾けることにより、マリワナの常習によってどのような結末となるか学び取りなさいと少年に言い渡した。
裁判官は特に、いつもハイになっていたために「半身不随になってしまった」という歌のくだりに注目するよう伝え、ちゃんとしたレポートを提出し、二度と酒と薬物に手を出さないのであれば、同じく起訴の対象となっているアルコールの不法所持などの罪は問わないという判断を示した。