2001年10月4日、イギリスのユニークな音楽賞として知られる「MOBO」(Music Of Black Origin awards)が発表になり、ロンドン・アリーナで大セレモニーが行われた。
2ステップのクレイグ・デイビッドが今年も賞獲りの中心という前評判だったが、結果はアメリカのアッシャーが「Best R&B Act」と「Best Album」に、30人編成のニューカマー、
ソー・ソリッド・クルーが「Best Newcomers」と「Best UK Garage Act」に選ばれた。
このほか、
ミッシー・エリオットが「Best Hip-Hop Act」に、シャギーが「Best Reggae Act」に、
ドクター・ドレは「Best Producer」、デスティニーズ・チャイルドがIndependent Women Part One部門の「Best Single」に選ばれている。
「Mobo」は、カンヤ・キングという女性がディレクターを務める大イベントで、スタートは1996年。ノミネートを専門家が選定したのち、主だった賞は一般投票で行われることもあり、今年で6回目を迎える同賞は、イギリスのアーバン・ポップの傾向を映し出すものとして注目を浴びている。
(写真は
ソー・ソリッド・クルーの中心人物、メガマン)