「
ブリトニー・スピアーズ(写真)が交通事故で死亡。一緒にいた恋人のジャスティン・ティンバーレイクが昏睡状態」。
2001年6月13日、テキサス州ダラスの二人のラジオDJが口にした冗談が、インターネットを通じて世界中に伝わり、一時はたくさんのファンが大慌てする事態となった。
冗談は、ダラスのKEGL-FM局の「騒ぎやDJ(shock jocks)」 クレイマーとトゥイッチによって流された。その内容は、ブリトニーとインシンク'N Syncのジャスティンとがロスアンゼルスで事故に遭ったというもの。
この「ニュース」を真に受けた多くのファンが警察などに問い合わせを始め、そうこうしているうちに、英BBC局のホームページを真似たサイトが「ブリトニーがニューヨークでバンにぶつけられた」と紹介し、電子メールを通じてこのサイトが世界に広まってしまった。
14日、ブリトニーの広報は二人は元気であることを発表、またBBCも弁護士を通じで偽サイトを閉鎖させたため、事件は一応の幕を閉じた。
なお、KEGL-FM局の親会社であるClear Channel Communicationsは、この問題を現在調査中と発表している。