「ワダツミの木」をヒットさせた奄美出身のシンガー、
元ちとせのデビュー・アルバム『ハイヌミカゼ』(エピック)が発売される(2002年7月10日)。
「100年にひとりの声が、めぐりあった10曲」というキャッチ・コピーのもと、「ワダツミの木」はもちろん「君ヲ想フ」などが収録されている。
以下はプレス・リリースから、全10曲の楽曲解説。
1 サンゴ十五夜
インディー時代から
元ちとせのサウンドを支えてきた間宮工の手になる、アップ・テンポの新曲。何度も繰り返される「ウガミブシャタ」という言葉は、奄美大島の方言で「逢いたい、逢いたかった」という意味。歌詞の面でもアルバム冒頭を飾るに相応しい。
満月が照らす夜の海で、水平線の向こうをいく船影を見た時の切ない気持ちを思い出しながら歌ったとのこと。