デスDeathを率いて活躍し、「デス・メタル」の名付け親でもあったチャック・シュルディナーさんが、2001年12月13日、長い闘病生活ののち亡くなった。死因は脳腫瘍、34歳の若さだった。
シュルディナーさんは、1999年に脳腫瘍と診断され手術を受けたが、2001年の初めの検診によって、腫瘍がさらに大きくなり、手術すらできない状態であることが判明した。
シュルディナーさんは1983年、地元のフロリダでDeathを結成し、87年に発表された『Scream Bloody Gore』でデビューした。1996年にはもう一つのControl Deniedも結成、99年に『The Fragile Art of Existence』をリリースしたが、彼が重い病気にかかっていることが分かったのは、その直後のことだった。
99年当時、高額な手術費用を捻出するために、
キッド・ロックや
マリリン・マンソンらが募金運動を展開したことも知られている。