デイビット・ボウイーと
ルチアーノ・パバロッティが、慈善団体「ウォー・チャイルド」の贈収賄の発覚にともない、その後援者から降りたことがわかった(2001年1月10日)。
ウォー・チャイルドは、戦火に遭った世界の子どもたちを救おうと組織された国際団体で、1995年には
『Help: A Charity Project for the Children of Bosnia』という、レイディオヘッド、シンニード・オコナー、ポール・ウェラーほかスターたちによるボスニアへのチャリティ・アルバムでも知られていた。
今回の事件は、創立者の一人であるビル・リーソンとコンサルタントが、ボスニアに建設していたパバロッティ音楽センターにからみ、建設業者から賄賂をもらっていたというもの。この事件の発覚で、ボウイー、パバロッティほか、ブレント・ハンセン(MTVの代表)、劇作家のサー・トム・ストッパードらも後援をやめることを発表している。