テサロニキ国際映画祭でグランプリ受賞したほか、世界各国の映画祭でも高評を博した映画『水の女』(東北新社)がDVDとして発売される(2003年5月23日)。
キャッチコピーは「水の女と火の男が織りなす、宿命の恋」
すべてに「水」と関係の深い女(
UA)と、「火」なるものを背負った男(浅野)の二人を軸に、杉森秀則監督が幻想的な映像美で惹きつける優れた作品だ。
*プレス・シートから(ストーリー)*
名前も過去も問いかけることなく、二人の恋は始まった。小さな町で、父親と銭湯を営む涼(
UA)は自他共に認める「雨女」。親不知を抜く日も遠足も運動会も、涼の人生の大切な日には必ず雨が降る。婚約者と父を同時に亡くした日も雨が降っていた。天涯孤独となった涼が傷心の旅から家に戻ると、見知らぬ男が上がり込み悠然と食事をしていた。火を見ると落ち着くというその男・優作(浅野忠信)の不思議な魅力に惹かれた涼は、銭湯の釜場で働いてみないかと誘いかける。雨女と、釜場で火を起こす男。お互い名前も過去も問いかけないまま、二人の奇妙な共同生活が始まった……。
主人公「水の女」涼には、最も映画デビューを待ち望まれていた歌姫
UAが「この脚本、このキャラクターであれば」と出演を決めた。エモーショナルなエンディングテーマ『閃光』は彼女自身が本作のために手掛けている。一方、「火の男」優作役には、映画俳優として不動のポジションを獲得している浅野忠信。静けさと激しさの両面を持つ難しいキャラクターを見事に演じ分け、確かな演技力を見せつける。……
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