■Ray Brown
モダン・ジャズを代表するベーシストの一人。
1926年、ピッツバーグに生まれる。45年にニューヨークへ出て、
ディジ・ガレスピーや
チャーリー・パーカーなどと交わり
バップ期の重要なベーシストの一人となった。
モダン・ジャズ・カルテットとの録音や、妻であった
エラ・フィッツジェラルドの音楽監督、そして日本でも幅広いファンを獲得したオスカー・ピーターソン・トリオでの活躍と、その適格な演奏は多くの人に親しまれた。
2002年7月2日、公演に出かけていたインディアナポリスで、ゴルフを楽しんだあと、昼寝をしていたホテルの一室で息を引き取った。享年75歳。
[July,2002]