1998年の『ミスエデュケーション』(ソニー)から4年ぶりとなる
ローリン・ヒルの新作が完成した。
フージーズから独立後、2枚目となるソロ・アルバムは「アンプラグド」もの(収録は2001年の夏)。この秋に発売されるスタジオ盤に先駆けての作品だが、ギター1本で歌うその姿はエネルギッシュで力強さに溢れている。
2枚組『MTVアンプラグド』の発売は、2002年5月9日。
新作のプレス・キットから、ライブ当夜の彼女の発言の一部を紹介する。
週末フロリダに行ったんだけど、その時に子供達をディズニー・ワールドに連れて行ったの。私たちは特別なツアーに入ったから、園内の裏側を通らせてくれたの。スタッフが一生懸命働いている姿や、普段見ているピカピカにきれいな園内とは全くちがった、散らかっていて汚い裏の世界も見る事が出来たのよ。それを見て私は言ったわ。「人はこういう現実も見る必要があるわ。スタッフがどれだけ汗を流してこの幻想を生み出しているかを見る必要があるわ」ってね。