シャカゾンビ(日本)
CTCR14206
SHAKKAZOMBIE
 日本の人気ラップ・グループの一つ、シャカゾンビが3年ぶりとなる注目のアルバム『The Goodfellaz』(cutting edge/avex、写真)を発売する(2002年3月27日)。
 タイトルにあるとおり、Michico、DABO、DELI、GAS BOYS、SUIKEN、PH(MICROPHONE PAGER)ほか、ラップ〜レゲエDJアーティストの多くを外部から借りた作品で、シャカの3人は曲作り、プロデュースなどに主な重点を置いて新作を作った。
 以下は、レーべルが発表した彼らのバイオグラフィーである。
 
 94年10月、以前から活動していたオスミとスッチーの2人にヒデボウイが加入し、シャカゾンビとして本格手に活動開始。
 翌95年5月、NATURAL FOUNDATIONよりシングル「SHAKKATTACK」をリリース。
 その後、数多くのイベント出演を経て、96年4月に現レーベル、カッティング・エッジから「手のひらを太陽に」(EP)で待望のメジャー・デビューを果たす。
 97年7月に1stアルバム『HERO THE S.Z.』をリリース。ソロ活動等を経て、99年6月シングル「BIG BLUE」、同7月、2ndアルバム『JOURNEY OF FORESIGHT』をリリース後、同10月にはルードボーンズとの全国ツアー「CLOUD 9」敢行。
 2000年2月にはリミックス・アルバム「S-SENCE」をリリース。また古くから交流のあるバンド勢との共演、LIVE出演も続いている。さらに「AIR JAM2000」、「REVOLVER FLAVOR」、「DEVILOCK NIGHT IN HONG KONG」などといった人気イベントにも参加。
 2000年12月にはギター・ロック・バンド、ノーザンブライトとのコラボシングル「GET YOURSELF ARRESTED」をエイベックス、ソニーからそれぞれのヴァージョンでリリース。3万枚を超えるスマッシュ・ヒットとなる。
 2001年6月、オリジナル作品としては『JOURNEY OF FORESIGHT』以来およそ2年振りとなる「GET ON DA TRACK」をリリース。オランダの新鋭グラフィティ・アーティストZEDZによるアートワークが注目される。ミニ・アルバムという形態ながら、オリコン・アルバム・チャート初登場25位を記録した。
 2001年11月、生ガット・ギターとフックにMichicoによるエモーショナルなヴォーカルを配したシングル「SO TIGHT, SO DEEP」をリリース。普段HIP HOPをあまり聴かない層からの好反応と、一部のHIP HOPヘヴィ・リスナーから「2001年度NO.1のクオリティ」と言われるまでの反響を得て、単独名義としては初のシングルTOP50入り(初登場42位)を果たす。
cutting edge/avex
「SO TIGHT, SO DEEP」のレコーディングが終了し、2001年秋から本格的に3rdアルバムの制作に取りかかる。2002年1月末にN.Y.のSTERLING SOUNDでのマスタリングが終了するまで、およそ5ヶ月という彼らとしては異例の短期間で仕上げられた。
 そのわけは、今回のアルバムにはゲストMCが多数参加しており、そのレコーディングの現場感と勢いを生かすことに主眼を置いたことによる。
(Mar.2002)

( 2002/03/07 )

松田弘一(まつだ・ひろかず)[沖縄]
前川朝昭(まえかわ・ちょうしょう)[沖縄]
ティト・ロドリゲス(ラテン)
阿麻和利(あまわり)[沖縄]
山里ゆき子(やまざと・ゆきこ)/山里ユキ[沖縄]
城間ひろみ(しろま・ひろみ)[沖縄]
玉城安定(沖縄)
照喜名朝一(てるきな・ちょういち)[沖縄]
園田青年会(そんだせいねんかい)[沖縄]
團伊玖磨
大工哲弘(だいく・てつひろ)[沖縄]
御花米(沖縄)
多嘉良朝成(たから・ちょうせい)[沖縄]
瀬良垣苗子(せらがき・なえこ)[沖縄]
津波恒徳(つは・こうとく)[沖縄]
坪山豊(つぼやま・ゆたか)[奄美]
DIAMANTES(ディアマンテス)[沖縄]
ティンクティンク[沖縄]
照屋林助(てるや・りんすけ)[沖縄]
照屋林賢(てるや・りんけん)[沖縄]
シャカゾンビ
シャカゾンビ(日本)
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