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アフリカ音楽とアジア音楽が交わり、独特のサウンドを作り出しているのがマダガスカル島。1994年に結成された5人組「タリカ」は、この大きな島の今を担うといわれているバンドだ。2001年6月20日に発売されるアルバム『ソウル・マカッサル』(リスペクト)は、3月にヨーロッパで大評判を取った作品として注目されている。
マダガスカルは、アフリカ東南部、インド洋に浮かぶ島国である。
約1500年前にインドネシアからの人々が最初に入植したことにより、アフリカ大陸と隣り合わせの島でありながら、アジアの独特のリズムと音色を持つ場所として、最近大きな注目を集め始めた。
タリカTARIKAは、リーダーのハニトラ(女性)と、ノロの姉妹に3人の男性を加えたバンド。伝統音楽のカボス(四角いボディのギター)、ヴァリハ(竹製の琴)などの心地よいアコースティック・サウンドに美しいハーモニーを乗せ、アフリカン・ポップスの陽気なリズムにインドネシアの音楽要素が加わえた心踊るサウンドを聞かせる。
世界中の音楽が紹介された現在、最後の音楽の宝石箱、マダガスカルの音楽は要注目。タリカの陽気な音楽は、清新なヴォーカル・ハーモニー、伝統と現代双方の楽器、リズムが結びついた究極のパーティー・バンドであり、本作は心と魂と体に訴える傑作である。(プレス・リリースを要約)