『Shoutin' In Key/Taj Mahal & The Phantom Blues Band』(Hannibal)で、2001年度の
グラミー「Best Contemporary Blues Album」部門を受賞したばかりの
タジ・マハールが、ハワイアンの新作を完成させた。
アルバム『ハナペペ・ドリーム〜忘れられた夢〜』(リスペクト)は、2001年5月23日の発売。
タジは60年代にデビューして以来、
ブルース、カリブ音楽と、幅広い音楽性で常に高い評価を得てきた。この10年はカウアイ島に住み、ハワイ音楽を追求してきたが、プレス・シートによれば、これは、
「アメリカのディープ・
ソウルは、過去において何度もエンターテイメント産業のコマーシャリズムの犠牲となってきました。ハワイもまた音楽のみならず、文化全般がコマーシャリズムの犠牲になった時期がありました。
ブルース同様ハワイアン・ミュージックにも掛替えのない美しさがあると共に、日常生活との繋がりにおいて、とても深い」という理由によるもの。