天(ちら)の部・横
 南風原型は、他の型よりもヘッド部「天(ちら)」の反りがゆるやか。このフォルムの美しさは製作者の腕の見せ所である。また、ヘッド部の一番下の耳たぶような部分を「乳袋(みるくみみ)」というが、この赤ちゃんのほっぺのような温かさ味が、見事だ。
(解説・藤田正)
 
 
 
 

( 2006/12/01 )

照屋林次郎 作「南風原型三線」
天(ちら)の部・正面
胴の部
表紙へ戻る