1966年、横浜の本牧で結成された日本初のR&Bバンド、それがザ・
ゴールデン・カップスだった。当時のGSブームの中で最高の実力を誇り、一番の不良バンドとして「恐がられた」バンドの今と昔を追ったドキュメント『ワンモアタイム』(アルタミラピクチャーズ)が、今秋に公開される。
『ワンモアタイム』は上映時間130分、前半は往年のフィルムと関係者の証言が中心で、後半は再結成時のライブ、という構成だ。少女時代の矢野顕子が、彼らのライブを聴くために青森から2度も通ったという凄い証言も飛び出す。米軍の占領下にあった本牧で生まれたバンドが、その後の日本のロック・バンドに大きな影響を与えたことが伝わる作品だ。
(写真は7月24日に行なわれた記念ライブから)
『ワンモアタイム』:2004年今秋、テアトル新宿で公開。
*プレイベント:10月10日、映画「ザ・
ゴールデン・カップス ワンモアタイム」完成記念 MAXMUM R&B LIVE2004(@渋谷公会堂)
問合せ:アルタミラピクチャーズ(03-5456-8581)
amazon.co.jp-『ゴールデンカップス 2001 Millennium+1 BEST/ザ・ゴールデン・カップス