鼓童・結成20周年アルバム、プロデューサーはあの伝説のドラマー
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 日本の打楽器グループとして世界的な活躍をする鼓動が、2001年10月11日、新作アルバム『モンド・ヘッド』(ソニー)を発売する。
 今回のアルバムは、グレイトフル・デッドのドラマーとして知られるミッキー・ハートがプロデューサーを担当したことで話題を呼んでいる。
 以下はプレス・シートから。

 アメリカのカリスマ的人気を誇るロック・バンド、グレイトフル・デッド。デッドヘッズと呼ばれるそのファンはいまだに全米中にいて、かのクリントン元米大統領も熱狂的なファンだという。
 そのドラマーにして、パーカッションの世界的権威であるミッキー・ハートが今回のアルバムのプロデューサーなのである。
 そもそもの出会いは20年前、当時から鼓童のファンであったミッキーは鼓童の活動拠点である佐渡島をアポなしで訪ねたが、メンバーはあいにくツアー中で留守。仕方なくミッキーは自分のテープと手紙を残し、佐渡をあとにした。そしてコンタクトをとり続けること20年、この夏ついに念願のアルバム制作プロジェクトがスタートした!
 使われた楽器は実に30種類以上、名前を聞いただけではわからないような打楽器の数々。それを自在に操る鼓童のメンバーとミッキー、そしてタブラの天才ザキール・フセインをはじめとする豪華なゲスト・アーティスト達が参加した。和太鼓と異国の楽器が作る音の融合、不思議なのだが違和感のないサウンドなのである。
 しかも全曲インプロビゼーション、このマジカルなアルバムに乞うご期待!
 また、鼓童は10/2収録のNHK『音楽夢広場』でアコーディオンの名手、COBAと初共演。この日はCOBAさん自身がアコーディオンと太鼓とオーケストラのために作曲したという作品を演奏。楽器は違えどもその道を究めたアーティストならではの共感があったようで「また是非一緒にやりましょう!」と意気投合、すばらしい収録になった。
 
関連サイト:
鼓動『モンド・ヘッド』
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Classical/

( 2001/10/02 )

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