1980年、
ジョン・レノンがマーク・チャップマンが放った凶弾に倒れた直後、
オノ・ヨーコが撮影した有名な「血糊メガネ」の写真が、競売にかけられることになった(2002年4月17日)。
オノ・ヨーコの『シーズン・オブ・グラス』のジャケットに使われ有名になったこの写真は、レノン夫妻が暮らしたダコタ・ハウスで撮影されたもの。写真は、血を浴びたレノン愛用のメガネの傍に、天上での「食物」としての水が入ったグラスが置かれ、遠景にはマンハッタンの摩天楼が見えるという構成。この写真は、
オノ・ヨーコ自らが立会いのもと94年に6枚がプリントされ、今回、競売にかけられるのはその1枚で、その収益は慈善事業に使われるという。
写真はCDジャケットの一部。