イギリスのダンス系チームとして人気を誇る
ソー・ソリッド・クルー(写真)のイベントで、ファンと見られる2人の男性が銃撃にあい病院へ運ばれた。1人は、生命が危ぶまれている。
事件は2001年11月1日の早朝、ロンドンのクラブ「アストリア」周辺の路上で発生した。当夜は、クルーのメンバーの1人であるロミオの21歳の誕生日を祝うライブで、会場に入れない数多くのファンで周辺がごった返しており、チケットを持たずにクラブへ入ろうとする者がいたり、緊張した雰囲気が漂っていたという。
発砲事件が発覚した時、クルーのメンバーはライブ中であり、メンバーにケガはなかった。
クルーは、このような事件が発生したことを残念に思い、また暴力を憎む、といった趣旨の声明文を発表しているが、この事件に先立つ9月、メンバーのダーレン・ジェイムズ・ウェアは、16歳の少女をホテルの一室で殴り倒しアゴの骨を折るという障害事件(2000年12月)により、有罪判決を受けたばかりであり、他の複数のメンバーも脅迫、火器の不法所持容疑と、トラブル〜ゴシップに事か欠かない。